思いっきり投げる。(中)[年末編]
「2週間は自宅謹慎をお願いしているんです。」
濃厚接触者として名前が挙げられた僕はオーナーさんが貸してくれたアパートで、一人暮らしをするわけで。
この日は、好きな子とご飯に行くはずだった日であり、気持ちもその気であり。
「電話、しよう。」
結局気持ちは抑えられず、もともと会う約束だった時間に、彼女と電話することにした。
「こんな事ってあるねんなぁ、濃厚接触者やて。自分に言われるとは思ってもおらなんだー。」
好きな子「いや、まさかすぎん?ビックリよ。」
自分で言うのもおかしいけど、彼女とは仲が良く。会話はいつも盛り上がるわけで。
好きな子「元カレの所に会いに行こうと、思ってて。でも、どうなるか分からんけど、会いに行く。」
今から思えば、それをスっとのみこんでおけばよかった。
好きな子「そっちは好きな子とはどうなん?」
おさえろ
好きな子「いいかんじ?」
やばい
好きな子「会う予定とかないの?」
止まって
「僕の好きな人さ、Yちゃんやねん。」
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好きな子「え?」
「ずっとYちゃんのこと好きやってん。」
好きな子「びっくりしすぎて、ちょっとまって、よくわからん。」
「そうやんなーー、、、、。」
ごめん。
最後はこの一言で終わったわけで。
好きな子「ありがとう、やけどごめん。あの、思わせぶりなことしてた?わたし、、。それやったら、ほんまにごめん。」
「いえ、まったく。」
好きな子「そ。とりあえず会ってくる。うん。」
「うん。会ってきて。」
ごめん。
その後は適当な雑談をして、これまで通りの友達関係でいよう、となり。
好きな子「じゃあ、切るね」
「うん。おやすみ。」
思いっきり投げたスマホはベットで跳ねて床に落ちた。
まーーじで、アホ。
それが去年の年末の出来事。
思いっきり投げる。(中)[変な悩み編]
翌日の朝は早く。僕はソワソワしてた。
「ユウさん、安心してください。結果は陰性でした。良かったですね。」
たしかに良かった。
どうでもいいとは口では言ってたけど、たぶん不安で朝早く起きた。
「ただ、陰性ではあったんですが、コロナには潜伏期間というものがありまして、陰性の方はみなさん、2週間の自宅謹慎をお願いしているんです。どうか、よろしくお願いします。」
いまから2週間となると12/31までである。
「トホホ、、。」
つい、声がでた。年末まで部屋にこもるのか。
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「というか、どうすんねん。」
いまはシェアハウスに住んでおり、約10人ほどの人数で暮らしている。
共有物があるため、陰性であってもかなり気を使った生活をしなくてはならず。
だけど、オーナーさんが別のアパートの一室を安くで貸してくれた。ありがたかった。
シェアハウスは楽しい時もあるが、最近ではなんだか嫌になっていた。
言葉では表せないが、なんだか重く。
だから、この2週間はすこし、気が楽だった。
いま、僕の乗る高速バスは高知へ戻ってる。あの重い感覚が少しづつ思い出され、ちょっと嫌になってる。
明日はシェアメイト数人でスノーボードに行く。前々からあった計画だ。
僕は今、緊急事態宣言のでた京都から高知へ向かっている。
体調に異常はない。帰省中の外出もほぼしていない。
やけど、気にする。これは変な悩みなんやろうか。
「知りません。」
この悩みは明日に投げます。
(1/17.追記)こんなことを書くな。
思いっきり投げる。(上)
あけましておめでとうございます。
そして、お久しぶりです。年始は実家の京都で過ごし、寝た。
12月の中盤あたりから、あっという間という感じで。何が何だか分からんことになっており、いま
思いっきり投げる。
1月に入り何かがプツンと切れ。
自分の気持ち的なモノを完全に、自分から、投げ出しており。どうしようもない。
12月の中頃
「告白しよっと」と、
なにかこのタイミングや!という時が来た。今まさに好きな子がそばにいたという訳では無いけど、気持ち的なタイミングというもので、、、。
「あさって、ご飯いこ」
好きな子「バイトがあるからその後でもいいならいいよ」
なんとなく、それとなく、その時に言おうと思っていたわけで、ドキドキしてた。
その翌日は土曜日で、部屋でギターを弾いてダラーと過ごしてたんやけど。
知らん番号から電話がかかってきて、出ると相手は保健所からで。
「ユウさん、あなたは濃厚接触者です。いまからお伝えする場所まで来て、検査を受けるお時間ありますか?」
「はい。」
ショックやった。
正直コロナがどうこうは、いっちゃ悪いけどどうでも良くて。
明日は好きな子とご飯に行くわけで。
告白するわけで。
「結果は次の日にお電話させていただきます。」
ここから繊細な僕がいやに悩んでしまうわけで。
(中)に続く。
えー、、、。トイレ。
僕の住むシェアハウスにはトイレが一つだけあります。この一つのトイレを5人が共同で使うわけですが、。
問題が起きた。
僕がトイレをしていると、突然電気を消された。
僕はドアをノックした。
???「あっ、、。」
気付いてくれたか、だれか。
カチッ。
電気がつく。
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、
カチッ。
電気が消える。
!?
なんで?
いま、ノックして、「あっ、、。」ってゆったやんな?人がおるなってなったはずよな?
どんどんどんどん(足音)
混乱しているうちにだれかは去っていった。
「なんでやねん」
声出てもうたわ。
鍵閉まってるのも見えるし、電気がついてるのもわかるし、ノックもしたし!
ほんであんた「あっ、、。」ってゆったし!
つけてまた消して。
ぜーーーーんぶ含めての
「なんでやねん」。
ピンポンの話。
血は鉄の味がする。
舐めると、自分の血も鉄の味がする。
嗚呼なんて不思議。僕も人間ってことやん。
「ペコは星野、スマイルは月本、作者の松本大洋は太陽やん。」
なんで星だったのか、月と太陽じゃなかったのか。合点そういうことか。
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ここからが本題。
ぼくが「ピンポン」を知ったのは小学生のとき。オカンが借りてきたのを見た、と記憶してる。
たしか初めて見たのは実写、それから漫画、最後にアニメ。
全部面白いのってすごいと思う。
漫画が愛されてるからだ。たぶん。
どういう作品?って聞かれると、、。
「スポーツ?やけど、スポーツだけジャナクテ、こう、人間模様。人間ドラマ。内側から込み上げてくるようなナニカ。」
アニメ好きな人はアニメから見てもいいし、端的に頼む!という人は実写映画を見てもいいし。漫画でも。
「ピンポンって、、。いいよね。」これだけでいいから、誰かからキキタイ。
「いいよ。」
イイタイ。
僕の血は鉄の味がする。
2匹のペガサス。
小学校からの親友でkeke(けけ)というやつがいる。
僕らは中学校までずーーーっと2人でなんかしてた。2人でバスケ部に入ってたり、クラス代表になってたり、体育祭でのそれぞれの長になってたり。ずーーーっと。
ほんで、2人とも宝石のペガサスで、お互いがお互いのことをわかるって感じ。というか、ほぼ一緒。天才。宙に浮いてる。2人とも。
それからは高校も離れて、僕はそのままバスケに、kekeは軽音部に。
kekeは才能開花して、何曲も曲を作り、バンドもやったり弾き語りもやったりしてる。
ああ。すごいやつ。
僕は大学から音楽を始めた。やってみてわかるすごさ。
あー。すごいやつ。あいつ。
僕は音楽が好きで、ずっと音楽を聴いて生きてきた。自分もこんなん作りたい!って思って音楽を始めた。
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けーーーーど、ほーんまわからん!どうやったら曲はつくれるんだ。
四苦八苦して過ごしてると、ある日突然できた。
ちょうどkekeも新曲を作ってたみたいで。
kekeのYouTubeに上がっております。↑
「新曲、いいやん。長さが良い。染みれる長さしてる。」
keke「ありがとう、嬉しいわ」
「最近、曲作ってみたくて。ほんで作ったんよ。」
できた曲を聞いてもらう。ああ、緊張する。
keke「これはすごいよ。歌詞もとても似合ってる。ユウが着ている洋服みたいな感じがしたよ。なんだか僕も聴けて嬉しい。」と。
わらうわほんま。(笑)
やっぱ宙に浮いとるわ。でも嬉しいわ。
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あの人は羽生えてはる人やけど、もしや、これって僕にも同じことが言えるのか。周りからはそう思われてんのか。
と思った。ええ。
あーーーおもしろ。
鉱脈の。
絶賛ゆりやんレトリィバァと友近にハマってます。
YouTubeにその2人が好きなことを話すという動画が沢山あるねんけど、2人の発言がすべてぼくのツボを正確に突いてくる。(整体師か?)
気になりすぎて、動物調べる。
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ふたりとも鉱脈のチータ。
わらけすぎる。笑
ぼくは宝石のペガサスなのですが、この鉱脈と宝石はとにかく仲良し。お互いがお互いのこと笑けるって感じ。
「そりゃおもろいわ」
と、声出る。
そういえば最近新しいシェアメイトが増えた。4年生のナオさんという女性の方なんやけど、、、。
この人もツボ突いてくる。
僕が料理してたらずーっと見てきて
「なんか手つきが心配すぎるわ」とか「手切りそう、。」とか言ってきはる。
「僕まだ料理できる方ですよ?、たぶん。そんなに危なっかしいですか?笑」
「うん」
そんなハッキリ言う。笑
この人は料理上手い人なんやなぁ。。
後日、オーナーさんと話してる時。
オーナー「ユウ偉いねー、弁当とか作ってー。でもあれね、ナオちゃんは料理してるの見た事ないねー」
、、、、え?
あの人料理してへんのか、、?笑
いったいどういう事やねん、めっちゃ料理できる人か思たわ!わらける。
さて。
あの人鉱脈のペガサスやんけ、、。
鉱脈な上にペガサス。ペガサスはだいたい宙に浮いてる存在。(僕含め)
そりゃおもろいワケ。笑
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(オカンも鉱脈のチータやんけ)おわり。