思いっきり投げる。(中)[変な悩み編]
翌日の朝は早く。僕はソワソワしてた。
「ユウさん、安心してください。結果は陰性でした。良かったですね。」
たしかに良かった。
どうでもいいとは口では言ってたけど、たぶん不安で朝早く起きた。
「ただ、陰性ではあったんですが、コロナには潜伏期間というものがありまして、陰性の方はみなさん、2週間の自宅謹慎をお願いしているんです。どうか、よろしくお願いします。」
いまから2週間となると12/31までである。
「トホホ、、。」
つい、声がでた。年末まで部屋にこもるのか。
、
、
、
「というか、どうすんねん。」
いまはシェアハウスに住んでおり、約10人ほどの人数で暮らしている。
共有物があるため、陰性であってもかなり気を使った生活をしなくてはならず。
だけど、オーナーさんが別のアパートの一室を安くで貸してくれた。ありがたかった。
シェアハウスは楽しい時もあるが、最近ではなんだか嫌になっていた。
言葉では表せないが、なんだか重く。
だから、この2週間はすこし、気が楽だった。
いま、僕の乗る高速バスは高知へ戻ってる。あの重い感覚が少しづつ思い出され、ちょっと嫌になってる。
明日はシェアメイト数人でスノーボードに行く。前々からあった計画だ。
僕は今、緊急事態宣言のでた京都から高知へ向かっている。
体調に異常はない。帰省中の外出もほぼしていない。
やけど、気にする。これは変な悩みなんやろうか。
「知りません。」
この悩みは明日に投げます。
(1/17.追記)こんなことを書くな。